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宮迫千鶴の小さな楽園の作り方 宮迫 千鶴著 |
今年6月に急逝した画家でエッセイストの宮迫千鶴さんが残した最後のメッセージ。
宮迫さんが故郷広島・呉のタウン誌『くれえばん』に寄稿した、2000年以降の"暮らしのレポート"ともいえるエッセイをまとめたもの(最後は3月に緊急手術を受けたのちの入院生活について綴っている)で、また同誌の表紙絵も描いていたことから、その宮迫さんらしい明るく優しいタッチの絵も多数収録されていて楽しい。
夫で画家の谷川晃一さんは、「あとがき」でこう記している。
〈…生前、宮迫は友人たちから「明るい人」として定評があった。また「宮迫さんと話をしていると心が癒される」という声もよく聞いた。たしかにほがらかで弾けるようによく笑う明るい性格で、絵もエッセイも陽気な気配があふれていた。その明るさは生来のものというよりさまざまな人生の悩みや苦労を、常にプラス思考で乗り越えてきた結果、おのずから身についたものだと思う。(略)このエッセイ集には宮迫の多方面にわたる関心とプラス志向で捕捉した日常生活の細部が描かれている。いまあらためて通読していると、『人生ってなんて楽しいんだろう』という彼女の声が聴こえてくる。〉
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