Self Healing
Bach Flower Remedies ー Emotional Healing
2. 「源氏物語」をバッチフラワーレメディから見たら...
Dr.E.Bach財団公認プラクティショナー/バッチホリスティック研究会 主宰
林 サオダ
![]() ![]() (C)Dr.Edward Bach Center |
バッチフラワーレメディーを知っていますか?
「バッチ」はこの自然療法を考えた英国人医師バッチ(Bach)博士の名前に由来し、フラワーレメディは花の溶液です。
バッチ博士が晩年を過ごした英国バッチセンターでは、今も博士の伝えたとおりの製法でレメディ(remedy)の原液を作っています。70年近く世界中で使われてきた38種類のレメディとレスキューレメディを使って、感情のバランスをとる「バッチの花の療法」は、安心してセルフケアに使えます。
※バッチフラワーレメディは薬ではありません。
紫式部の「源氏物語」は、光源氏を主人公とした長編小説で、日本を代表する古典文学として知られていますが、「Tales of Genji」というタイトルで英訳もされています。源氏物語は、その全編を読破しないまでも、日本人なら部分的には学校で学び、どこかで読んだこともあるものなので、内容を知っておられる方が多いことでしょう。レメディとの関係で、その源氏物語を考察してみたいと思います。
主人公である光源氏は、帝とその寵愛を受けた桐壺更衣との間に生まれましたが、幼い頃に母を亡くし、その顔を知らずに育ったので、成長するにつれ、母を求める気持ちが募ります。成長した光源氏の前に、周りの大人が自分の亡き母に生き写しと噂する藤壺が父帝の妃として現れ、彼は藤壺に憧れて恋心を抱きます。母親に求めた愛を十分与えられなかったという想いが、母に似た藤壺に投影され、愛する人に対して、自分が相手を愛するのと同じだけ、自分も相手から愛して欲しいと願う〔チコリー〕の感情がそこに感じられます。物心ついた時には、もう母親がいないというのは、心にとって大きな打撃であり、トラウマとも言えるでしょう。母の死は、光源氏のその後の行動にも大きな影響を与え続けていることからも、〔スターオブベツレヘム〕が必要でしょう。
少年時代の光源氏のことは、あまり詳しくは記述されていないのですが、察するに、そのような自分を、母親の側にいられる他の子供と比較して、運命の不公平さを思う気持ちがあったかもしれません。だとすれば、〔ウィロー〕も考えられるでしょう。自分が被害者であると感じ、身の不運を嘆いたり、惨めに感じるときに使われるレメディです。愛情のほとばしるまま、藤壺との恋愛に走る光源氏には、自分の衝動を抑えられないことに対して〔チェリープラム〕が必要かもしれません。
光源氏は、葵の上を正妻に迎えても、六条の御息所という年上の未亡人との関係が続いています。六条の御息所は、愛する光源氏が他の女性に気持ちを向けていることに強い嫉妬心を抱き、その想いは意識下で強化されていったのでしょう。帝の未亡人という高い身分ゆえに、嫉妬心をそのまま表現できず、抑圧したのかもしれません。光源氏がゆきずりに惹かれて逢瀬を重ねるようになった夕顔の死にも、六条の御息所の生霊が関係しているともいわれています。
平安時代は、女性が家で待っていて、男性が訪ねてくるのを待っているという通い婚のシステムで、現代の女性のように携帯のメールで常に恋人の所在地を確認しているようなこともできなかったわけですが、恋愛中の女性の心理は古今東西変わるものではないようです。物の怪におびえる夕顔には、言い知れない不安感に対応する〔アスペン〕がよいかもしれません。源氏は目の前の夕顔を心配して〔レッドチェストナット〕も考えられるかもしれません。後に、その夕顔が友人の愛人であったことを知った時の源氏には、自分を責める気持ちへの〔パイン〕も考えられます。
六条の御息所の強い独占欲には、やはり〔チコリー〕が必要ですが、嫉妬心には〔ホリー〕が対応します。六条の御息所は、源氏の正妻の葵の上をもとり殺した格好になります。自分では認識していなかったにも関わらず、自分の髪に香の匂いがしていたことから、六条の御息所は、それは、葵上の病気全快を祈って祈祷していた僧が炊いた香の匂いだと知り、眠っている間に体から抜け出した怨念が葵の上のところに行ったためだと愕然とします。そういう自分を恥じて、彼女は娘を連れて源氏の前から姿を消します。身を律しようとするその姿勢には、〔ロックウォーター〕が感じられます。
数々の女性との浮名を流した源氏ですが、その後、藤壺を思わせる年若い紫の上を引き取って保護して、その成長ぶりを見守っていくところでは、〔レッドチェストナット〕が考えられます。ここにも、桐壺、藤壺、紫の上と続く、母への思慕からくる感情が感じられます。
光源氏は、後年自分の妻女三の宮が柏木と通じ、自分の子供ではないその子を抱いて、かつての藤壺と自分と帝の関係に思いをはせ、因果応報を感じます。この問題では、苦悩する源氏に〔スィートチェストナット〕を感じます。実際には、もっと多くの人物が登場する「源氏物語」ですが、みなさんも、レメディをいろいろ考えてみてください。
(バッチホリスティック研究会発行;隔月ニュースレター「バッチフラワーの世界」7月30日発行より)
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バッチ博士が野生の植物の中にある癒しの力を発見して開発したバッチフラワーレメディは38種あります。そのうちの5種類を最初から組み合わせ、急激なストレスを受けたり、ショックやパニックなどの緊急な状態に使えるレスキューレメディもあります。それぞれが対応した感情は、下記の指標を参考になさってください。
| 1 アグリモニー | うわべは快活、内心は悩みでいっぱい |
| 2 アスペン | 原因のわからない漠とした不安・恐れ |
| 3 ビーチ | 人の長所が見えにくく、批判的 |
| 4 セントーリー | 人を喜ばせようとし過ぎたり、人の言いなりになる |
| 5 セラトー | 確信がなく、人の意見を聞きたがる |
| 6 チェリープラム | 心の抑制を失う事への恐れ |
| 7 チェストナットバット | 経験から学ばず、同じ過ちを繰り返す |
| 8 チコリー | 自己中心的な愛で愛する人に干渉したり、愛を欲しがる |
| 9 クレマチス | 空想癖、不注意、上の空、夢見がち |
| 10 クラブアップル | 潔癖性、些細なことで自己嫌悪に陥る |
| 11 エルム | 仕事と責任感の重圧に苦しむ |
| 12 ゲンチアナ | 落胆して、気持ちが動揺している、くじけやすい |
| 13 ゴース | 絶望して、何をやっても無駄と考える |
| 14 ヘザー | 話し好きだが、自分のことばかり喋ってしまう。 |
| 15 ホリー | 嫉妬、不信感、憎しみ、やきもち |
| 16 ハニーサックル | 過去の思い出に浸って懐かしんだり、後悔したりする |
| 17 ホーンビーム | 月曜病のように、やる気が起きない |
| 18 インパチェンス | 忍耐力に欠け、すぐイライラ、せかせか してしまう |
| 19 ラーチ | 劣等感、自身がなく失敗がこわい |
| 20 ミムラス | 原因が分かっている恐れや不安、内気 |
| 21 マスタード | 理由もないのに、悲しく、完全に憂鬱 |
| 22 オーク | 強さと勇気、限界が来ていても、がんばり続ける |
| 23 オリーブ | 心身共に疲労困憊して、エネルギーが枯渇している |
| 24 パイン | 自分を責める、罪悪感、人の過ちでも謝まってしまう |
| 25 レッドチェストナット | 愛するものへの過度の心配と懸念 |
| 26 ロックローズ | 強いパニック的恐怖 |
| 27 ロックウォーター | かたくなに理想や主義を追求し、自分を抑圧 |
| 28 スクレランサス | 優柔不断、ためらい、気持ちの揺れ |
| 29 スターオブベツレヘム | 肉体的、精神的、感情的ショック、トラウマ |
| 30 ウィートチェストナット | 完全な失意、極度の苦悩、暗澹とした見通し |
| 31 バーベイン | 強い信念、他人を説得しようとする熱意 |
| 32 バイン | 自信家で自分のやり方で人を支配したがる |
| 33 ウォルナット | 人生の変化のストレス、古いしがらみ |
| 34 ウォーターバイオレット | 自尊心が高くて、人と距離を置きがち |
| 35 ホワイトチェストナット | 繰り返し同じ想念や不安がつきまとう |
| 36 ワイルドオート | どうすればよいかわからない人生の岐路 |
| 37 ワイルドローズ | 無力感、あきらめ |
| 38 ウィロー | 恨み、自己憐憫、被害者意識的な怒り |
【用法・用量】
市販されているストックボトル(10ml)から選んだレメディを各2滴ずつ、(レスキューレメディの場合は4滴)を30ml入りのスポイトつき遮光ビンに入れてミネラルウォーターを加え、トリートメントボトルを作る。(通常、必要なレメディを7種類以下で組み合わせる)
トリートメントボトルから1回に4滴ずつ、1日最低4回飲み、2〜3週間続ける。
※お知らせ
バッチフラワーを使いこなす知識を学ぶには、英国バッチセンターが認可した世界共通のバッチ国際教育プログラム(BIEP)を受講することができます。
◆問い合せ&資料請求先
バッチホリスティック研究会
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-6-103
TEL 03-5468-3952 FAX 03-5468-3784
URL:http://www.bachflower.gr.jp/
E-mail:biep@bachflower.gr.jp
はやし・さおだ(Saodah Hayashi)
バッチ国際教育プログラムコーディネーター
Dr. E. Bach 財団公認プラクティショナー
バッチホリスティック研究会
フラワーレメディ
Bach Flower Remedies
— Emotional Healing
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バッチの花療法 その理論と実際
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