Self Healing
Bach Flower Remedies ー Emotional Healing
5. case study 摂食障害−1
Dr.E.Bach財団公認プラクティショナー/バッチホリスティック研究会 主宰
林 サオダ
![]() ![]() (C)Dr.Edward Bach Center |
バッチフラワーレメディーを知っていますか?
「バッチ」はこの自然療法を考えた英国人医師バッチ(Bach)博士の名前に由来し、フラワーレメディは花の溶液です。
バッチ博士が晩年を過ごした英国バッチセンターでは、今も博士の伝えたとおりの製法でレメディ(remedy)の原液を作っています。70年近く世界中で使われてきた38種類のレメディとレスキューレメディを使って、感情のバランスをとる「バッチの花の療法」は、安心してセルフケアに使えます。
※バッチフラワーレメディは薬ではありません。
case study 摂食障害−1
摂食障害に苦しむ29歳の女性(154cm、34kg)のケースを、 今回・次回の2回に分けて紹介します。
相談1回目
摂食障害になって2年目くらいの頃、親に言われて(同居しているので過食嘔吐していることはバレていた。その頃が一番ひどく、突発的に過食嘔吐しており、家にあるもの、口にできるものを食べていたので、自分から言わなくてもバレた)母親と心療内科に通いましたが、親子カウンセリングもなく、ただ先生が私の話だけを聞いて、親は外で待っているというだけでした。
入院して無理に過食を止めようとしたり、自律神経訓練法もしていましたが効果がなく、入院当初1週間だけは止まったものの、外泊でまた過食してしまったことで余計に落込み、精神的プレッシャーで、入院先でも隠れて繰り返すという辛い状況になりました。
あの頃は親、自分とともにこの病気は私自身の甘えと"痩せ願望"のせいだと思っており、私ががまんできないからだと何度も親子げんかになりました。そしてそのプレッシャーからまた過食嘔吐してしまうという繰り返しでした。
それ以来病院は怖くて行けません。いまは少しはコントロールできるようになり、突発的な過食嘔吐はなくなりましたが、それでもイライラした時にその衝動が大きいです。いまは平日は夕食時、休日(ずっと家でいる場合)は昼食・夕食と過食嘔吐してしまいます。仕事中のお弁当は普通に食べられるのですが、ふいにもらったお菓子などは口にできません。これくらいでは太らない、もう少し太ったほうがいい、ということは体でわかっているのですが、怖くて……。
夕食の過食は習慣になってしまっており、油物やお菓子を思いきり食べられることに喜びも感じてしまいます。もちろん吐くのは苦しいし、自己嫌悪には陥るのですが。いま、過食の材料は自分で買っているので、親はもしかしたら治っていると思っているのかもしれません。あるいは、おかしいとは感じているのかもしれませんが、私に対しては何も言わず、いまはその何も言わないで見守ってくれていることに愛情を感じています。
以前はイライラして話し方もきつかったのですが、いまは普通に会話できます。それでも、いつ過食嘔吐のことを注意されるかと怯えてはいますが。
「親の愛情不足」というのは、最近本を読みだして、自分と共通することにようやく気付いたので親には伝えていません。それとともに、この病気は甘えや"痩せ願望"からくるのではなく、精神的に壊れているので、過食嘔吐することでそれが何とか保たれており、無理に止めると他の精神が壊れたり、再発するということも学びました。
1人暮らしする時、急に不安になって親に泣きついたり、親が姉の子供を可愛がっていることに嫉妬したりしています。多分これは幼い頃の愛情不足から来ていて、自我が確立できてないのだと思います。改めて自分の心の中を見つめてみると、29歳にもなるのに、親に心配して欲しい、自分だけを愛して欲しいという欲求があることに気付きました。自分を否定してほしくないのです。
いまは外見的に普通ですが、それでも早く自我を形成し、精神的に親離れをしないと、過食嘔吐はなくならないと思います。でも1人暮しは不安で、それが母と離れることの不安なのか、実家では人の目があるため、「会社に行かなければならない」「過食しすぎないか」といった理性で効いている歯止めが歯止めが、1人になると効かなくなりそうな不安なのかはわかりません。
自分なりに分析して、この摂食障害の原因は、1.過去のトラウマ(親の愛情不足)2.習慣性、3.不眠への恐怖、4.頭では分かっているが太ることへの精神的な恐怖、5.過食嘔吐でのストレスの発散、6.マイナス思考の性格、が大きな要因だと思います。
長々とすみませんが、よろしくお願いします。
回答1回目
![]() バッチフラワーレメディのボトル |
○○さま
摂食障害で悩んでおられることに、バッチフラワーレメディが助けになることを祈っております。
バッチフラワーレメディは身体面にではなく、感情面に働きかけてバランスを取り戻す助けになるので、書かれていた内容のあなたの感情面・精神面に対応したレメディを考えました。
バッチフラワーセラピーでは、現在認識にのぼっている感情にレメディを選んで飲み、その奥にあった感情が見えてきたら、次のレメディの組み合わせに切り替えていくようになります。選んだレメディを垂らし込んだトリートメントボトルを、3週間を目安に飲んでいって、そこで感情を見つめなおします。抱えている問題によっては、その問題の核の部分に到達するのに、しばらくレはメディを組み替えて飲んでいく必要があるかもしれません。
お問合せの手紙には、ダイエットから摂食障害になられたとありましたが、「小さい頃の両親の愛情不足が根底にあるように感じて」おられるということですので、まず、1)スターオブベツレヘムを入れました。
心にショックや衝撃を受けた場合に、そのことがどんなに昔のことであっても、いま現在の行動パターンに影響を与えているのであれば必要なレメディです。このレメディを飲むことで、時間がかかっても徐々に心のバランスが取り戻され、癒されていかれることでしょう。
あなたは、「頭では愛されている、愛しているのがわかるのに、心では感じられない」と書かれているので、大人のあなたはご両親を人間として見つめることができ、愛情を注いでくれていることも理性では理解できるが、子供の頃の気持ちがいまも強く残っていて、埋められない部分がまだあるように感じました。
太りたくないという気持ちと、時には痩せすぎていると思われることにも、また自己嫌悪感にも、2)クラブアップルが必要なレメディです。
クラブアップルを用いることで、あるがままのご自分を愛することがおできになる助けになるでしょう。
過食・嘔吐せずにはいられないことに関しては、自分をコントロールできない状態に対応したレメディである3)チェリープラムを選びました。
ご両親に対して「自分だけを愛してほしい」と感じられていることについては、4)チコリーが必要だと思います。チコリーは、無条件で人を愛するように導くレメディです。
そして、不眠への恐怖には5)ミムラスが助けになるでしょう。対象の分っている恐れに対応しているミムラスを飲むことで、あなたの中に静かな勇気が生まれて、恐れが軽減されていくことでしょう。
上記の5種類とミネラルウォーターが入っているトリートメントボトルをお送りします。このボトルから4滴を1日に最低4回飲んで下さい。それ以上頻繁に飲まれても構いません。ワインビネガーが保存料に使われているので、お酢のにおいがするかもしれません。
3週間飲まれて、何か気づかれたことがありましたら、ご連絡下さい。もちろん、その前でも何かありましたら、いつでもお問い合せください。
相談2回目
摂食障害でフラワーレメディをお願いした○○です。
いただいたトリートメントボトルを飲み初めて、来週で3週間になります。はっきりとした変化は表れていなくて、過食嘔吐も治まってはいないのですが、以前は顔にあざができたり、体重が少しでも増えたりしたら、気になってかなり落込んでいましたが、それがあまり気にならなくなりました。「自分は自分」と少し考えれるようになれたと思います。
不眠に対する恐怖心も少なくなった気もするのですが、それは過食嘔吐して眠れているから、考えてないだけなのかもしれません。少しやる気のようなものも出てきて、以前に比べて精神的に安定してきたような気がします。イライラも少し少なくなりました。
あと、男性に対して「こうあってほしい」という理想が高くて、以前付き合っていた彼氏にも、「自分の理想に合わない」などとひどいことを言ったり、八つ当たりをしていました。彼氏の行動として、「こういう時にはこういう行動を取って欲しい」「こういうことを言わない大人の男でいて欲しい」など自分を棚に上げて理想を押し付けてしまうのです。そうした態度を取ってしまうのは、ひとつは後悔や自分を責める気持もありますが、それよりは自分の辛い気持を理解して欲しいという気持が強いのだと思います。この性格も直したいのです。同じことは繰り返したくないです。
またいつ過食の衝動が出るかと不安で、友達と遊んでいたり、出かけてもね「あと何時間我慢したら、家で過食できる」と考えてしまい、心から楽しめません。過食したいがために友達の誘いを断ったりしたり、約束しても出かけるのが憂鬱になったり。旅行に行きたいのですが不安が大きいのです。すべて過食嘔吐を治せればいいのですが、なかなかできません。そういう状態に効くレメディはありますか? レメディを続けて行きたいと思うのですが、よろしくお願いします。
回答2回目
○○さま
レメディを飲まれて少しずつ変化が起こってきているようですが、時間をかけて層をなしている感情に対応していくには、時間がかかると思います。
前回のレメディ(下記)を摂って、徐々にバランスがとれてきつつある面もあるようですが、まだしばらくは必要だと思われます。
- スターオブベツレヘム(子供時代に受けた精神的なショックに)
- クラブアップル(太りたくないという強い思いと自己嫌悪感に)
- チェリープラム(過食・嘔吐せずにいられないことに)
- チコリー(両親の愛情を求めて)
- ミムラス(不眠や太ることへの恐怖)
![]() スターオブベツレヘム |
「男性に対して"こうあってほしい"という理想が高く、以前付き合っていた彼氏には自分の理想に合わないとひどいことを言ったり、八つ当たりをしていた。同じことは繰り返したくない」とあり、自分の辛い気持ちを理解してほしいという、愛情を求める気持ちには既に入っているチコリーが対応しています。
過食することや、嘔吐することをいつも考えていて、それが頭から離れないようですので、今回は6. ホワイトチェストナットというレメディを加えてお送りします。
上記のレメディ6種類が入ったトリートメントボトルを送ります。
あなたの周りには、あなたを愛して心配してくれる方がたくさんおられるのではないかと思います。ですが、周りの人のできることは少なく、あなたの中にあるご自分を愛する気持ちが強くなって、自分を痛めつけないで大事にできるようになるのを、待つしかないのです。あなたの中には、ご自分を大事にする力がもともとあるのですから、その力を信じましょう。
(次回へ続く)
ストレスを抱えている方で、バッチフラワーレメディを使ってみたいと思う方は、下記のメールアドレスに相談内容を説明するメールを送って下さい。採用された方には、こちらから御連絡します。プライバシーは守ってご相談の内容を掲載し、その状態に対するレメディを選んで、トリートメントボトルをお送りします。2回までは無料ですが、その後もバッチフラワー・カウンセリングを希望される場合は、有料に切り替えて継続できます。
※お知らせ
バッチフラワーを使いこなす知識を学ぶには、英国バッチセンターが認可した世界共通のバッチ国際教育プログラム(BIEP)を受講することができます。
◆問い合せ&資料請求先
バッチホリスティック研究会
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-6-103
TEL 03-5468-3952 FAX 03-5468-3784
URL:http://www.bachflower.gr.jp/
E-mail:biep@bachflower.gr.jp
はやし・さおだ(Saodah Hayashi)
バッチ国際教育プログラムコーディネーター
Dr. E. Bach 財団公認プラクティショナー
バッチホリスティック研究会
フラワーレメディ
Bach Flower Remedies
— Emotional Healing
4. イソップの「ありとキリギリス」に見るバッチフラワーレメディ

バッチの花療法 その理論と実際
メヒトヒルト・シェファー(著)
林サオダ(訳)
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