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2003/11/10
代替医療が中心テーマの新雑誌創刊
野村 敏晴(ビイング・ネット・プレス代表)
■帯津良一先生監修の季刊『地球人』。CAMUNet会員は定期購読割引も。
わたしどもビイング・ネット・プレスでは、ホリスティック医学協会会長でCAMUNet副代表の帯津良一先生の責任編集、上野圭一先生ほかの企画編集顧問で、代替医療を中心テーマにした新しい雑誌・季刊『地球人』を10月下旬に創刊します。本誌はとりあえずA5版・64頁という小冊子でスタートしますが、"いのちを考えるヒーリング・マガジン"として、いのちの問題を代替医療の生命観・身体観をベースに多角的に捉えなおしていこうというものです。
科学技術のめざましい発展は多くの恩恵を人類にもたらしましたが、反面、地球規模の様々な問題を表面化させていることは言うまでもありません。医療の面に限っても、遺伝子治療や生殖操作などの、いのちの有り様の根幹に関わる実験的行為が、充分な議論に基づいた同意や法的整備の整わないまま、なし崩し的に行われようとしているのは、新聞等の報道からも周知の事実です。また、高度に発展した医療をもってしても十分に対処しきれないガンは、いまや3人に1人の死亡原因となり、さらに増加の傾向をたどっています。身近なところでは、もらった薬の副作用や、治療法をめぐる問題など、あげればきりがないほど、多くの問題が医療の分野では山積しています。
これらの問題に、いつ患者となるか分からない私達はどう対処していけばよいのか。場当たり的な対応ではなく、患者として可能な限りしっかりとした医療知識を持つことははもちろん必要ですが、といっても専門家でもない患者にとって、そこには大きな限界があるのは言うまでもありません。そこで、何よりも大事なのは、自分の身体は自分で責任を持つという確固とした決意であり、その大前提となるのが、しっかりとした生命観や身体観を持つということで、ここに代替医療の果たす大きな役割があると言えます。
この冊子では、代替・補完医療の他に、医療分野の諸問題、そして科学・環境との関わりをもテーマとして取りあげ、〈いのち〉をキーワードに、これからの健康観・生命観はどうあるべきかを読者とともに考えていこうというものです。
創刊号の特集「医療とスピリチュアリティ──新しい生命観をめざして」を紹介すると、帯津良一先生が「身体を超えて」という題でホリスティック医学への道筋を論じ、上野圭一氏先生は交通事故で半身不随になった女優・萩生田千津子さんと対談し、体験的スピリチュアリティ論を展開。また、オーストラリアのガン専門医であり『ミッション・オブ・ラブ』というベストセラーを著したロジャー・コール博士が、「終末期のスピリチュアル・ケア」について寄稿しています。他に、哲学者の湯浅泰雄氏が「霊性と科学のゆくえ」、脳神経外科医の太田富雄氏が「いのちの接点」、心療内科の辻内琢也、中国医学思想史の石田秀実氏、科学ジャーナリストの平野勝巳氏、実験的気の研究家として知られる井村宏次氏、画家でエッセイストの宮迫千鶴氏、禅僧で医学を学ぶ対本宗訓氏、また宗教学者で医学を学び始めた鎌田東二氏など、多彩な執筆者がそれぞれの立場から医療におけるスピリチュアリティの問題に切り込んでいて、大変興味深いものになりました。
第2号は「ホリスティックな患者になるために」(仮題)という特集テーマで、患者の立場からの医療問題と身体といのちを考えます。この特集ではQ&A形式に多くのページ数を割き、患者に"役に立つ"内容をめざしたいと思っています。
定価が少し高めの設定ですが、今後採算にさえあえばまず贈ページを図っていき、読者参加型の雑誌として内容を充実していきたいと考えています。一人でも多くの方に読んでいただければさいわいです。
●申込み方法:季刊年4回発行。各冊1,100円+税。CAMUNet会員には送料サービス、さらに1年間の定期購読(4冊)を申し込んでいただければ4,000円+税に割引。購読希望の人は、ビイング・ネット・プレスのCAMUNet係宛にFAXか電話、Eメールで申し込んでください。
ビイング・ネット・プレス
電話:03-5362-9366、FAX:03-5362-9390、E-mail:bnp@big.or.jp
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