Oversesas News Headline
from NCCAM ニューズレター July 2008 /USA
「Time to Talk」というキャンペーン
NCCAM(エヌ・シー・カム)は、今年7月から「TIME TO TALK」というキャンペーンを開始し、患者とヘスルケアプロバイダー(*)間のコミュニケーションを推進している。50代以上のアメリカ人、1600人を対象に行われた昨年の調査によると、うち3分の2の人がCAM(補完代替医療)を利用していることがわかった。しかし、CAMの利用についてヘルスケアプロバイダーに相談している人は3分の1にとどまっている。
相談しない主な理由は、以下の3つ。
(1)医師から尋ねられたことがない
(2)話していいのかわからない
(3)問診時間の不足
NCCAMはその結果を踏まえ、CAMの正しい情報を発信し、患者にとってより安全で、効果的なヘルスケア・サービスを提供するため、それぞれ患者用、ヘルスケアプロバイダー用、コミュニティ(団体)用の教材一式を作製した。患者向けはCAMの選び方のポイントや、各種療法の情報、かかりつけ医師や常用薬、健康状態を記入しておく自己チェックリストカード等が含まれ、ヘスルケアプロバイダー用は患者への質問用紙、対応マニュアルなど、団体用は、公共、医療施設等に掲示するポスターやCAM紹介パンフレットなどが、ウェブ上で無料でダウンロードできるようになっている。
これらの媒体によって、患者と医療者間の円滑なコミュニケーションが望まれる。
*Healthcare Provider:医療専門職者に限らず人々の健康維持・管理に責任ある立場の職種・立場の人を含むが、ここでは医師のこと。
◎NCCAM:The National Center for Complementary and Alternative Medicine 米国国立補完代替医療センター