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What's CAM?

 

オーストラリア代替医療事情(6)
Body Mind Spirit Festival

小川 京子(在メルボルン)

 オーストラリアでは毎年主だった都市でBody Mind Spiritという催し物が行われ営利、非営利を含む団体や個人が自分達の活動を紹介しています。出展例は大きく分類すると次のようになります。

フェスティバル全景
フェスティバル全景

1) 健康商品ブース

 各種サプリ、健康食品、自然化粧品、エッセンシャルオイル、エミューオイル、パワーストーン、浄水器、自宅用サウナ、純羊毛寝具類、リラクシゼーション音楽CD、精神世界・ニューエージ系書店、エクササイズ用メディボール(膨らませると椅子ほどの高さになる丈夫なボールに乗り、バランスをとりながらいろいろな運動を行う。これを椅子代わりにしてデスクワークをすると常に腰に動きを与えることになってよいとか。場所を取るのが日本では難点かも?)、ウイートバッグ(布の袋に麦やラベンダーなどが入っていて、電子レンジで数分間加熱し、腰、首、関節などを暖める。私は日本で愛用していたコンニャクびわ葉湿布のコンニャク代わりにしている。最近はアレルギーを考慮して中身を抜いた殻だけの製品も。私は小さいサイズのものをマウス用のリスト・レストとして使用)、料理コーナーなど。

2) 各種学校やコース紹介ブース

アロマセラピー、指圧、各種マッサージ、カイロプラクティック、ナチュロパシ—、催眠療法等。

3) マッサージや指圧など代替補完医療の紹介

 カイロプラクティック、タイマッサージ、メルボルンで生まれたマッサージの一種ボウエンテクニック、指圧、リフレクソロジー、レイキ、オーラソーマその他のカラーセラピーなどの原理の紹介と体験。だいたい15〜20分程度で10〜20ドル。前回ご紹介したオステオパシーはすでに主流となっているせいか、このフェスティバルでは見たことがありません。

4) グループの活動紹介

spiritualな助産婦さんたちのグループ
spiritualな助産婦さんたちのグループ

 禅やクリスチャン、その他特定の背景を持たない瞑想グループ(今年は瞑想体験のための小部屋も特設)、代替分娩(お産婆さんのグループ。妊婦のサポートをグループまたは個人で行い、病院や自宅での出産にも立ち合ってくれる。出産の形態も選べる。なお、病院での出産も選択肢が広いようだ)、スピリチュアル運動を行っている団体(宗教的背景を持った団体とは限らないが、中国やインド系の師を持つグループが多いようだ。ルイーズ・ヘイやジャンポルスキー、ダイアン・ウエインなどの著でも紹介されているコース・オブ・ミラクルなども。以前、サイババ、幸福の科学なども見かけた)など。

5) カウンセリングや診断など

 虹彩診断(私も受けたことがあるが、アジア人は目の色が濃いため、診断にはそれなりの経験がないと難しいようだ)、アレルギー診断、キルリアン写真やオーラの撮影、オーラや守護霊の絵を描いてくれる人、ビジネスや人生の成功のための個人カウンセリング、ワークショップの紹介など。会場の一角には30名ほどの霊能者が集まって透視やタロットやルーンなどを使って占いをしてくれるコーナーがあり、いつも大盛況。20分20ドル程度。こちらでは「psychic(霊能者)」という人が多いような気がします。「スピリチュアル」を掲げたビジネスセミナーや医者などもあります。

6) 特設ステージ

 太極拳や気功、指圧、スピリチュアル・ヒーリング、クリスタル・ヒーリング、過去生回帰、など、ブースを出しているグループが実際にデモンストレーションを行います。

7) ワークショップ

 講義室ではハーブ、レイキ、スピリチュアル・ヒーリング、セミナーやワークショップの紹介が行われます。アフリカンドラムやグループリバーシング等が体験できたこともあります。

 こうした分野はオーストラリアでは巨大産業で、小さな町でもよく公民館などで似たような催し物が毎週のように行われています。いろいろなものを試してみるのには非常にいい機会です。ただ、グループによっては体験コーナーの担当者の中に初心者もおり、せっかくのチャンスがかえって逆効果になってしまっていることもあるように思います。私の友人たちも、岡山でこのような体験会を催していて、フェルデンクライスや整体その他、手作りの野菜やおやつなど、地域通貨も使って楽しく体験交流しているようです。日本でも実はいろいろな所でこういう試みはすでに行われているのかも知れません。

おがわ・きょうこ  Ogawa Kyoko

1993年よりオーストラリア、メルボルン在住。人間が生きていくことについての断片的な知識や知恵のあれこれが、ゆっくりとひとつにつながっていくのを今楽しんでいるところ。

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