What's CAM?
オーストラリア代替医療事情(9)
ベガテスト、ホメオパシー
小川 京子・芝 佳代子(オーストラリアメルボルン在住)
前回レポートしたWell-being Medical Centreに友人といっしょに通い始めました。今回は、前回のレポートの中で触れたvega testと日本でも少しずつ知られてきたホメオパシーの紹介をかねて芝佳代子さんに「代替医療利用者」の立場からその体験談を書いていただきました。
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数年前から逆流性食道炎に悩まされている、オ−ストラリア在住48歳の主婦です。
この病気は胃と食道の間のある噴門が緩んで胃液が逆流してくるもので、かつてお年寄りの病気であったものが今や30〜40代を中心に隠れた国民病と言われるほどこの病気で悩んでいる人は多いそうです。私もここ数年、胃カメラの検査を始め漢方までいろいろ試してみましたが、大きな改善は見られず、あとは手術で噴門を縫い縮めるほかに方法はないと言われました。手術で縫い縮められた噴門は確かに狭くなり正常に近くなるでしょうが、果たしてそれで治ったと言えるでしょうか?
それから自然療法を模索し、「ベガテスト」に行き着きました。
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ベガテストはまだ日本ではあまり知られていませんが、微電流の波動によって食品が体に合う合わないを測定し、合わない食品を排除することにより体質を変え、体質が変わることにより健康を取り戻していく——というものです。
テストは、裸足で金属板の上に立ち電線のついた金属棒を両手に持ち、感じ取れないくらいの微電流を通します。次に片手に金属棒を持ち、もう片方の手の爪の生え際から微電流を流し、予めインプットされている食品の波動を合わせ、体に合う合わないを決めていきます。爪の生え際を使うのは、針治療の経絡に関係しているようです。
テストで「合わない」とされた食品をしばらくやめてみる一方、合うサプリメントを積極的に取り入れると同時に、ホメオパシ−も併用して体質改善をはかります。体質改善をはかり機能を高めていくことによって自然治癒力を促すと言ったところでしょうか?
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ホメオパシ−も初体験でしたが、これは"毒をもって毒を制す"というようなものでしょうか。その病気を起こす成分をとことん薄めたものを摂ることにより、人間が本来持っている治癒力を呼び起こす、というものです。すでにたいへんな倍率で薄められているものをスプ−ン1杯の水に数的たらし、これを口に含み、舌の下に入れ10秒ほど置いてから飲み込みます。特別な味や臭いはありません。
さて、これを始めて1ヶ月が経ちました。症状は少しずつですが改善しております。
長い時間をかけて少しずつ悪くなった生活習慣病には、やはり時間をかけてゆっくり治すのがいいような気がします。
(芝佳代子)
私もホメオパシーを試していますが、こちらは排毒のためのもので、肝臓と腎臓の排毒および機能維持、手足の血行促進と体組織の余分な水分排出の3種類のホメオパシー液を1.5リットルの水に各30滴ずつ入れて、いつでも飲みたいだけ飲みます。たぶん品質保持のためでしょうが、私はわずかにブランデーの香りを感じ美味。やはり作りたてがいちばん新鮮でおいしく感じます。私には著しい利尿作用がありますが、これも排毒作用のひとつかと楽しんでいます。
なお、ベガテストに使われるベガマシーンには上に紹介されているようにアレルギーなどを測定するものだけでなく、正常でない波動に働きかけて病気を治していこうとする機種もあるそうです。そこで日本語のホームページを調べたところ、ベガマシーンはEAV(Electronic Acupuncuture according to Dr.Voll、経絡微弱エネルギー測定器)の一種で、http://www.sunroad.co.jp/eav/ryouhou/ryouhou.htmlによると波動療法には病理波動の反転波により病理波を消去していく方法と同波動により病理波を消去していく方法があるそうですが、飲尿療法の原理も体内の周波数(病理波動)をもう一度体内に入れることにより、同じ病理波動どうしを共鳴させて消去されることだと説明されるそうです。
おがわ・きょうこ Ogawa Kyoko
本業は日本語教育。1993年よりオーストラリア、メルボルンに在住していたが、この6月より台湾。日本でいえば産業経済省に当たる機関の国際貿易訓練センターで大卒のビジネスマンを対象に日本語を教えている。この連載終了後は、台湾からのレポートとなる予定。
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